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みんなが幼稚園で飲んでいた

​黄色いコップ

ヤングと黄色いコップの話

「貴方は既にヤングをお飲みになったことがあります」と言ったら驚かれるでしょうか?実は昭和30年代から40年代にかけて、全国の幼稚園あるいは保育園でヤングが飲まれていたことがあるのです。いったいどのようないきさつでヤングが飲まれるようになったのでしょうか?

大切な腸内細菌

新生児は誕生時に、母体から腸内細菌を受け継いで生まれて来ます。 これがその子の初期の抵抗力の基礎となりますので、妊娠中の母体の健康とそれによる正常な出産が求められるのです 。 新生児にとってこの理想的な状態もいつまでも続くものではなく、4歳から5歳になると母親由来の腸内細菌に少しずつ変化が生じ、その子独自の菌叢を作り上げていきます。これが人間の生長における第一の関門です。その大切な時期がちょうど幼稚園あるいは保育園における初期の教育期と一致しますので、その子の生涯の健康教育の一環として幼稚園・保育園においてヤングを飲ませたいと考えたのです。等に支え合うちょうどピラミッドのような安定した形をしているものと想像できます。

幼稚園との出会い

着手した方法は、まずDMを週に1回、1~1.5ヶ月くらいの間継続し園へ流しておき、その上で訪問する方法をとりました。たとえば、「花壇の花に雑草のたくましさを」とか、「若い木には水が要る」とかいうものであり、こうした語り口でおよそ商品の説明といえるものではなく、健康の重要性を訴えるものでしたが、訪問した際には、園長先生あるいは主任の方はその趣旨をすでに知り、また共感していただくベースができあがっていました。
そこで当方の提案をしましたが、それは全園児に1週間毎日無料でヤングを飲んでいただいた上で家庭にアンケート用紙を配布していただき、簡単な5項目のチェックをし、それを集計して父母に返すという方法でした。(回収率はほぼ 100パーセント)。その結果は、まことにふしぎなことに、全国すべての園でかならず第5項の「夜、よく眠るようになった」がトップとなったのです。
はじめは昼元気に遊ぶようになった幼児が、快く疲労したため、夜熟睡するようになったのかと思っておりましたが、後に脳科学の発見から、腸内菌が増加すると熟睡することがわかって来ましたので、この結果については納得できました。実際には「菌が増加するというより、菌が活性化すれば」と考えるほうがより的確でしょう。

全国に拡がったヤング

大切な腸内細菌

アンケートの結果や、園長先生はじめ園の支持、そして何よりも健康教育の一環としてという趣旨に父母の共鳴をいただき、採用していただくケースが徐々に増えていきました。"毎日飲んで月額100円"という低価格に設定しましたので、むろん赤字ではありましたが、北海道から沖縄までの大切な幼児が喜んでヤングを毎日飲んでくれていることが最大の喜びでした。子供たちには「ヤングのおじさん」、保母さんたちには「七夕さま」と呼ばれ、全国の採用園には年1回くらいしか訪問できませんでしたが、結果的に全国で約1,500園以上が採用していただきました。2年保育、3年保育の園があり、飲用者数は試算しにくいのですが、おおむね450万人から500万人の幼児に生涯でいちばん大切な時期にヤングを飲んでもらうことができたことは心からの喜びです。園としてどんなにかお手間であったことかと思いますが、園長先生の確固とした健康方針・関係者のみなさまの献身的なお姿をいま、まざまざと想い出し、あらためて感謝したいと思います。

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子供たちに印象づけるために考えたのがヤングのコップで、ちょうど安全のために黄色い帽子が配られるようになった頃でしたので、ヤングも黄色のコップにし、園児数無料配布いたしましたが、当時の幼児はいま60歳から70歳前後になっていると思いますが、いまでもこの黄色いコップを覚えてくれていて、お声をかけていただくことが多く、たいへん嬉しく思っています。またいつか、多くの子どもたちにヤングを飲んでもらえるようなプランを準備していきたいと考えておりますので、ご期待ください。

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